| 行方不明となっていた兵士が救出された |
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記事：2003年4月2日（水） |
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| 出典： |
http://www.cnn.com/2003/WORLD/meast/04/01/sprj.irq.lynch.rescue/index.html |
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| 3月23日に所属する部隊がナシリヤで待ち伏せ攻撃を受け、行方不明となっていた陸軍兵 |
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| 士のジェシカ・リンチさん（19歳）がイラクの病院から救出された。 |
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| 救出作戦は数日間かけて計画され、米国海兵隊の支援を受けた特殊部隊によって決行された。 |
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| 特殊部隊は、1988年にクルド人の村にマスタード・ガス攻撃を仕掛けたことで「ケミカル・アリ」として |
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| 知られるフセイン大統領のいとこのハッサン・アル・マジード氏についても捜索していたという。 |
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| この病院には捜索対象となっていたイラクの高官も何人かおり、捕虜救出時に拘束されたという。 |
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| 救出作戦が行われている間、海兵隊はイラク側の目をそらすためにナシリヤで攻勢に出た。米軍は |
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| 市内の照明を消していたが、深夜を過ぎると病院の近くで何度か爆発音が聞こえた。闇夜にまぎれて |
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| 海兵隊の戦車と装甲車が病院に到達していた。 |
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| 病院と、近接する建物から若干の応戦があったが、数分で捕虜救出は成功した。海兵隊は陽動のた |
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| めにハリアー攻撃機でバース党の本部を目標に、潜んでいると思われるイラク民兵を続けざまに砲撃 |
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| した。イラク民兵は米軍に奇襲をかけるためだけに市民と見分けのつかない服装をしているという。 |
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| 特殊部隊はヘリコプターで夕方ごろナシリヤに到着し、小銃を装備して深夜に病院に突入した。 |
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| 「この作戦はフランクス司令官が命令し、成功しました。彼女は無事です」「アメリカは兵士を見捨て |
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| ません。まだ救出しなければならない兵士がいます」と中央司令部報道官が語った。 |
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| 兵士の無事帰還を祈る黄色のリボンを格子じまのシャツに付けた父親のグレッグ・リンチさんは、 |
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| 娘の無事救出を聞いたときの気持ちをウェスト･ヴァージニア州パレスティンの自宅前で次のように述 |
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| べた。 |
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| 「何と言っていいかわかりません・・・本当に」「このことをただ喜びたいと思います」「私たち家族はず |
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| っと、ずっと信じてきました。娘は捕まっているんじゃなくてどこかに隠れているんだって」 |
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| 兄のグレッグ・リンチ・ジュニアさん（21歳）は、「こんなに早く助かるとは思いませんでした」「ものす |
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| ごくいいニュースです」と語った。 |
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| 同じ部隊の兵士であるジーン・オウファットさんによると、彼女はすでに両親と言葉を交わしたという。 |
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| 「みんな彼女が救出された話を聞いて大喜びしています」とジーン・オウファットさんは語った。 |
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| ●関連情報 |
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| 女性兵救出を映画に ハリウッドで争奪戦過熱（共同通信） |
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| ウェスト･ヴァージニア州日本代表事務所（風景写真や観光情報など） |
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